製品に関するよくあるご質問
KCX-B□W(M) 置き換え
質問
KCX-B□W(KCX-B□WM)を継続的に使用しています。
廃止されると聞きましたが代替機種はどれになりますか?
回答
類似機種はKCVシリーズとなります。
仕様に差異がありますので、置き換える際は下記注意事項をご確認ください。
※次の条件で使用されている場合は、KCX-□W(KCX-□WM)に置き換えることも出来ます。
・入力論理:正論理(SW4 B側)
・出力動作切替え:モード0または2(SW5)
・一方向にしかカウントしない場合(加算しかしない、減算しかしない)
詳しくはコチラをご覧ください。
置き換え
形番対比表
KCX-Bシリーズ | KCVシリーズ | 備考 |
---|---|---|
KCX-B4W | KCV-4S | 4桁 AC電源 |
KCX-B4WM | ||
KCX-B6W | KCV-6S | 6桁 AC電源 |
KCX-B6WM |
注意事項
1.外形寸法が異なります。(KCX:72mm□→KCV:48mm□)
2.最高計数速度が異なります。(KCX-B:20kHz→KCV:10kHz)
3.センサー用電源の出力電流が異なります。(KCX:80mA→KCV:60mA)
4.KCVのトランジスタ出力を正論理(PNP)で使用することは出来ません。
5.KCX-BとKCVでは、端子台配列、セットアップ方法が異なります。
6.KCXは第一設定値に対して無接点出力/接点出力、
第二設定値に対しても同様に無接点出力/接点出力がありますが、
KCVは第一設定値の出力(予報出力)は無接点出力、
第二設定値の出力は接点出力となります。
2.最高計数速度が異なります。(KCX-B:20kHz→KCV:10kHz)
3.センサー用電源の出力電流が異なります。(KCX:80mA→KCV:60mA)
4.KCVのトランジスタ出力を正論理(PNP)で使用することは出来ません。
5.KCX-BとKCVでは、端子台配列、セットアップ方法が異なります。
6.KCXは第一設定値に対して無接点出力/接点出力、
第二設定値に対しても同様に無接点出力/接点出力がありますが、
KCVは第一設定値の出力(予報出力)は無接点出力、
第二設定値の出力は接点出力となります。
動作について
モード | 第一設定値 | 第二設定値 | 置き換え可否 |
---|---|---|---|
0 | 保持出力/計数継続 | 保持出力/計数継続 | ○ |
1 | ワンショット出力/計数継続 | × | |
2 | ワンショット出力/計数リセット | × | |
3 | ワンショット出力/計数継続 | 保持出力/計数継続 | × |
4 | ワンショット出力/計数継続 | × | |
5 | ワンショット出力/計数リセット | × | |
6 | 計数値≦第一設定値 | 計数値≧第二設定値 | × |
7 | 第一設定値≦計数値≦第二設定値 | × | |
8 | 計数値≧第二設定値 | 計数値<0 | × |
9 | 第一設定値≦計数値≦第二設定値 | 計数値≧第二設定値 | × |
入力結線方法
出力結線方法
KCX-Bの第一設定値出力に接点出力を使用されている場合は、置き換え時に外部リレーが必要となります。
KCX-Bの第二設定値出力に無接点出力を使用されている場合、置き換え後は接点出力となります。
プリセット値
KCX-B/KCV共に、各桁キーで設定します。
ディップスイッチ設定
モード0(保持出力/計数継続)を置き換える場合、KCVのSW5はONに設定。
KCX-B□ディップSW4(入出力論理)の設定は、KCVのセットアップモードで設定。
※KCVのトランジスタ出力を正論理(PNP)で使用することは出来ません。