コミュニケーション力と新技術を駆使して
時代の先駆けとなる製品をつくりたい
技術本部 ADCプロジェクト
2019年入社
縁の下の力持ちに憧れて入社
顧客のニーズに応えるために尽力
昔からものをつくるのが好きで、製品開発の仕事をしたいと思っていました。工場を動かすFA製品の開発を知り、“縁の下の力持ち”みたいでかっこいい!と思い、入社しました。今は3DCAD、3Dプリンタなどを活用して、工場向けにFA製品の外装設計などをしています。
仕事で一番難しく、やりがいがあるのは「顧客の要望」に応えることですね。外装設計をしているので見た目や外装強度はもちろんですが、相反する「多機能化」と「コンパクト化」をどう両立させるか、性能が上がると熱を持つので廃熱をどうするか――そんな難題に対し、3DCADで熱分析をかけ、3Dプリンタで試作品をつくってテストしたりして、「要望」に応えられるよう尽力しています。
初期段階から認識合わせ
コミュニケーションが大切
チームのメンバーとはとても距離が近いです。困ったことがあれば、なんでもすぐに相談できる環境です。チームとしても週1回は集まって、情報共有したり、困りごとを相談したりしています。
また、チームだけでなく、社内では技術部、調達部、生産部とも関わりますし、外部取引先、営業の方、さまざまな人と関わって仕事をしています。
そのため、この5年で一番学んだことは「コミュニケーションの大切さ」です。設計の初期段階で認識をしっかり合わせておくことが、結局は余計な時間やストレスをなくします。認識が異なったまま設計しても、結局やり直しになって余計に時間がかかってしまいますからね。少し手間でも会って話したり、同じチームに相談したり、仕入れ先に意図を伝えたり……。
「自分の当たり前は当たり前ではない」――そんな思いで、チーム外の人と話すときは専門的な用語を避けて、平易な言葉でしっかり意図を伝えるようにしています。
新技術をどんどん取り入れ
新しい製品を生み出したい
幅広い範囲を扱える技術者になりたいと思っています。当社はさまざまな製品を開発しているので、積極的に手を挙げて多様な仕事に関わっています。新しい技術もどんどん取り入れていきたいですね。
開発時なら、例えば、シミュレーションシステムのCAE(Computer Aided Engineering)をつかったり、製造する製品ではBluetooth をつなげたり、AIやVRを組み込むとか……。新しいことにチャレンジすることで、時代にのった製品を生み出していきたいです。